話題 噂 人気 面白い話し

「飲食店への転職で失敗しがちな3つの落とし穴」

「飲食店への転職で失敗しがちな3つの落とし穴」

 

飲食店に意気揚々と転職してみたものの、思っていたのと全然違ったりしたことがあるという人は少なくありません。

特に、ほかの飲食店で料理長をしていた方が、ほかのお店に移ったけど話が違ったなどという事は数多く聞きます。

 

その理由の一つとして、オーナーと意見が合わないという事です。

ではなぜそのようなことが起こるのか?

 

そこには飲食業界ならではの落とし穴があるからです。

 

それらを3つほどご紹介させていただきます。

 

飲食店の転職で失敗しがちな落とし穴①

 

料理長としてお店に雇われて、面接時では「料理はお任せするよ」なんて言われていたのに実際に食べてもらったら、「なんか違う」「もっと原価やすくしてほしい」などと言われてしまうという落とし穴がよくあります。

 

オーナーが料理を知らず、イメージや繁盛店を真似たようなことを料理人に求めることで実際の原価率や調理法などを考慮せず、求めることばかりが多すぎるという事がオーナーと料理人の間に壁を作り、本来お店が求めるべき部分が全くと言っていいほど無くなってしまい、オーナーも料理人もやりづらくなってしまいます。

 

飲食店の転職で失敗しがちな落とし穴②

 

個人店では料理長と仕入れ業者の関係が良好なほど、いい食材を手に入れることが出来たり、価格を安く仕入れることが出来たりします。

しかしオーナーからするとあんまり仲良すぎるのはどうなのか?といったことで口をはさんでくる場合があります。

 

料理長としては良くしようと思って行っているにも関わらず、何かしているのではないかといった疑いの目を向けられてしまっては、どうしていいのか分からなくなってしまいます。

 

このようなことにならないためにも、仕入れ先に知り合いがいることやそこがどのような取引先を持っていて、お店にどのような恩恵をもたらしてくれるのかという事を予め伝えておくことで防ぐことが出来ます。

 

 

 

飲食店の転職で失敗しがちな落とし穴③

 

料理人が新たなお店に転職すると、過去の自分のスタイルを捨てることが出来ず、お店の色を変えてしまうということが起こります。

洋風なお店なのに、居酒屋っぽい料理が多くなってしまったり、フレンチ出身だからと言って食材にこだわりすぎて原価が上がり、売価も変えなくてはならなくなると、今までの常連さんからしたら、違うお店にでも来ているかのような感覚になり、次第にお客様はいなくなります。

 

料理人というのは職人肌の方が多く、柔軟な対応が出来ない方も多く存在します。しかし、そのプライドはお店に利益をもたらすでしょうか?オーナーの意見に納得できないという事もあるとは思いますが、オーナーも料理人も目的はお客様を喜ばせる事ですから、目的がズレないようにすることが本来は必要となります。

 

飲食業界への転職は人手不足から必要とされることが多くありますが、きちんと話し合いをしながら取り組むことが失敗しないためにも必要となります。